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砂糖が心に影響を与えるなんて知らなかったです。

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mamedeno

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この記事は約11分で読めます。

先日お世話になっているある方に言われた言葉です。

当店は、砂糖不使用のランチやスイーツを提供しています。

なぜ砂糖を使わないかの理由の中に、これも含まれます。

そう、『まめでの』は、

あなたが心身ともに健やかであるように

という願いを込めた言葉です。

『心身共に』なんです。

砂糖を摂ると、血糖値が急上昇し、

それを下げるために膵臓はインシュリンを出し、

血糖値を下げようとします。

インシュリンによって血糖値は下りますが、

急激に上がったので急いで下げようと

排出されたインシュリンは、

急降下で血糖値を下げます。

急激に上がった血糖値は、今度は急激に下がり、

下がったので、

「もうこれ以上、血糖値を下げなくてもいいよ!」

という指令が脳に届く前にどんどん

インシュリンを出し、

今度は血糖値が下がりすぎてしまいます。

ようやく血糖値が下がったと感知した時には

低血糖と言われる状態になってしまっているのです。

この血糖値の乱高下は、心を不安定にします。

なんだか落ち着かなくて

イライラしたり

ヒステリックになったり、

はたまた、

不安な気持ちになったり

物事を悪い方向に考えたり

クヨクヨ悩んだり

あ、まるでひと事のように書いてますが、

これ私のことでもあります。

砂糖を常用しない今は、先のブログ、

あなたは知らない間に麻薬よりこわいものに冒されているかもしれません

に書いているように、うっかり摂ってしまって、

血糖値が下がる時に、

なんか気持ち悪くて、落ち着かなくて

砂糖を求め!?

ないとわかっていても戸棚を上げ締めする

おかしな禁断症状の名残が起こるくらいです。

しかし、昔は、

特に、17歳のころ、ダイエットした時、

本当に顕著でした。

最初は、食べる食事の量を減らす、という単純なダイエットでした。

当時はカロリー制限で痩せると思われていた時代です。

ですから食品成分表を片手に、カロリーを計算しながら

食事をしていたのですが、次第に、

どうせ何か食べるなら、食べたいものをちょっとだけ食べよう!

と考えるようになり、食事の代わりに、

大好きな和菓子やお菓子を少し食べることにしたのです。

当時実家には、来客用に茶菓子が結構ふんだんに常備されていました。

そんなカロリー神話の時代に、カロリーブックを頼りに

私は、砂糖大量摂取時代に入って行ったのでした。

その結果、もたらされたのは、

イライラしたり

ヒステリックになったり、

「シュガーハイ」

という言葉でよく説明がされています。

基本、学校では大人しく、

家でも兄弟たちがヤンチャだったので

普段はしっかり者のお姉ちゃんだったのですが

親に何か言われると、金切り声を上げて反発!

なんてことがよくありました。

え、それ反抗期だからじゃないの?

ええ、まあ10代はそんな年頃ではありますが、

客観的に見ましても、

そこまで感情が激しく昂るのは、

下の兄弟たちを見ても

そこまでじゃなかったかと思います。

その頃より少し幼い時の話になるのですが、親に連れられて、

クラシックのコンサートに行ったことがあるのですが、

どうしてもじっとして席に座って見ていられなかったことを

よく覚えています。

周りはじっと静止して音楽に耳を傾けているのに、

どうしてもモゾモゾ動かずにはいられなく、

なんでじっとできないのかなぁと自分で思ったことがありました。

ただ単に子供だから興味がないことに集中できなかっただけじゃない、

と片付けてしまっても良いのかもしれませんが、

間違いなく言える事は、自分でもじっと集中したかったのに

できなかった、という事です。

この時以外にもしっかり聞き逃さないように!と思っているのに

上手く集中できなかったことをいくつか覚えています。

小さい頃は市販のおやつやインスタント食品は食べさせてもらえず、母は厳しく食育してくれていましたが、小学校2〜3年頃から自分で台所に立つようになり、来客用の茶菓子や

祖父母が薬を飲用後にお口直しするための甘い菓子が目の届くところにあったので、共働きの父母のいない間に口にする機会が増えていったように思います。

これは、砂糖だけじゃないかもしれませんが、食べ物が影響していると今では考えています。

そんな時々シュガーハイな時期が数年続いたのち、

一人暮らしの大学生活を送っていた20歳前後は

すでに親の目も届かず、チューインガムが夕飯、

もしくは板チョコが夕飯、

なんて日々を過ごしました。

卒業後、就職して一人暮らし。

初めての暮らす土地で、仕事と家の往復生活の中で、

いよいよ加速して

「うつうつ」した抑うつ時期がやってきました

ですが、

当時、自分が物事をネガティブに捉えたり、

していた自覚はほとんどないのです。

後になってみて、ちょっとふさぎこんでいてそうだったなぁと

気づいたのです。

けれど、甘いものは、落ち込んだ気持ちを高揚させてくれ、

ひと時の幸福感を与えてくれるものでした。

この頃の、甘いものは、完全にお菓子を通り越していました。

家に甘いものが何もなければ砂糖をダイレクトに食べる。

という今考えれば死ぬほどおそろしい食生活をしていました。

そうやって一時の気分の高揚と、その後におとずれる気分の低下とを

繰り返していたのでした。

こんな17歳から24歳くらいまでは

私の心と体に影響を及ぼした

『第一シュガー暗黒時代』

ともいうべき

白くて黒い時代の幕開けでした。

食べ物が心と体に影響を与えることは、

マクロビオティック(自然の摂理に沿って物事を捉え、食べ物を食べたり生活すること)でも言われています。

砂糖には、体に主に次のような作用を強くもたらします。

・体を冷やす

・体をゆるめる

・気長になる 

・動作がのろくなる

・睡眠時間が長くなる

「・体を冷やす」は、そのまま、まさに冷やしてしまうので、免疫力も落ちて体によくないのは分かりますね。

先に

「・気長になる」は、よく言えば気長に待てたりするとも言えますが  優柔不断で物事をなかなか決断できない、もっというと、グジグジ考えて行動できない、などの特徴もあるかと思います。

「・動作がのろくなる」は、動作自体がゆっくりモードなのもあると思いますし、くずくずしてなかなかとりかからないなどにも当てはまるかもしれませんね。

「・睡眠時間が長くなる」気分がシャキッとせずにいつまでもダラダラ寝ていたい、とかでしょうか。朝がきたらぱっと起きる!はこれの反対側なのかと思います。

これ、副交感神経が優位すぎるとか、そういうこともあるかもしれませんね。。

「・体をゆるめる」は、これが一番わかりにくいかもしれません。

例えば、すごく緊張した時に甘いものを食べると、ふっと和む感じもそうです。緩むんですね。だったら砂糖もいいじゃん!と考えがちですが、緩むと同時に血糖値が上がりますから、その後の急降下で体に負担かかかりますよね。

甘いものは、確かに心を和ませて幸福感をもたらしてくれるものです。(これが麻薬的と言ってしまったらそれまでですが)

ですから、全くなしにしてしまうのは寂しいものです。

そのためにも、甘味の質を変えて、体に負担をかけにくい甘味を取るように心がけ、豊かなスイーツライフを送っていくことをおすすめしたいのです。

今回のタイトルと、少し離れますが、

この「ゆるめる」は、結構重要キーワードでして、

粘膜をゆるめる作用でもあります。

粘膜が緩むとそこから、ウイルスや細菌が進入しやすくなります。

今、もうこれ以上の説明は不必要かと思います。

砂糖は避けましょう。それは、液化糖など人工甘味料も然りです。

緩ませすぎて良いことは何もありません。

砂糖は薬品であって、食べ物ではありません。https://mamedeno1.com/?p=278

残念ながら、心と体にとって、

摂らずにすむなら、そのほうが良さそうです。

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