fbpx

あなたの体は食べ物で、まめでのはコレで、世の中はアレで

profile img

mamedeno

contents section

この記事は約8分で読めます。
あれそれこれで出来ている!!という大切な話なのですが、
店舗で提供しているメニューに関する重要なお知らせが含まれております。

まめでのcafeにおけるメニューの件です。

オープン初期よりず〜っと、
定番的にありましたランチメニューの、
『車麩ランチ』を提供終了いたしました。

理由は、
車麩が小麦グルテンだからです。

車麩は、ビーガン、ベジタリアン、穀物菜食、マクロビオティックなどで
お肉の変わりに満足感を持って食べることができる食材として、定番です。

しかし、当店には、小麦アレルギーの方や小麦で体調を崩される方がいらっしゃいます。
また、小麦が健康に与える影響など、広く知れ渡るようになり、
小麦を敬遠したいお客様が多くいらっしゃいます。

当店のスタッフの半数も、小麦をできれば避けたいと思っていまして、
賄いにも小麦を避けることが多くなってきました。

数年前から、このことは考えては、いたのですが、
敬遠する方がいる一方で、
車麩フライをお好きなお客様もいらっしゃるので、
メニューから外すのをためらっておりました。

しかし、このコロナ以降、
足が遠のいたお客様もおられ、
一方、新たなお客様もいらっしゃるなど
お客様も変化してきました。

この機に、『車麩フライ』をメニューから外し、
『小麦粉』を使った料理をなくすことにいたしました。

しかしながら、現時点では
いわゆる『グルテンフリー』の店というわけではありません。

お醤油はそのまま現在使っているものを使用するからです。
醤油を作るには麦芽を使います。

醤油は、奥出雲の井上醤油店さんの『古式醤油』を使っております。
丸大豆仕込み・天然醸造、原材料は(国産大豆・小麦・食塩)でして、
小麦アレルギーの方でもこの醤油は大丈夫な方も多くいらっしゃるようです。

しかし、グルテンフリーではありませんので、アレルギーの方は、
ご自身の体質・体調と相談してご自身で判断していただかなければなりません。

グルテンフリーとうたうには、
大豆醤油か、米醤油、雑穀醤油など、小麦を使わない醤油を使わなければなりませんが、
これらは、どうにもメインのお醤油に使うには、味があと一歩な感じがします。

ですから今は、醤油はこのように現行のものを使いますが、
この先、この醤油を使い続けることが難しい状況になるようでしたら、
将来、小麦不使用の醤油に変更する可能性もゼロではありません。
(今はお醤油の変更予定はありませんが)


当店まめでのは、開店当初は、
スイーツも小麦のケーキや焼き菓子のみで
米粉スイーツは1点も並べておりませんでした。

お客様の、米粉のロールケーキを作って欲しいという
ご予約から始まって、米粉スイーツを時々作るようになり、
当店スイーツを、小麦アレルギーのお客さまがご利用されるようになり

次第に、小麦スイーツと米粉スイーツが、混在して並べてあると、
小麦アレルギーの方が、
間違ってお買い求めになったりすると怖いなあと思うようになり、

米粉スイーツを店頭に並べ始めて
一年経たないうちに米粉スイーツだけになりました。

ランチの方はこれに3〜4年ほど遅れましたが、
ついに小麦粉不使用になりました。


この状態は、
何を意味しているかと申しますと、

まめでのは、
お客様のご要望によって商品構成が変わってきたということです。

(もちろん、店としてのコンセプトの範疇でのことではありますが)

『あなたの体は、あなたが選んで食べたものでできています』よね。

そして
『まめでのは、お客様で出来ている』のです。
だからこうして変化してきました。

その、まめでのが
『砂糖不使用の店』としての情報発信を始めたのも
お客様が、当店に求めているものとして
卵不使用や乳製品不使用を抜いて、
来店理由の中で、砂糖不使用が一番多かった項目だったからです。

こうして変化することは、まめでのだけではないはずです。

砂糖が及ぼす害は、多岐に渡り、私たちの体を蝕みます。
世の中の病気の半分は砂糖が関与していると言っても
過言ではない状況です。

多くの企業は、果糖ブドウ糖液糖などや砂糖などを多用しています。
これらの常習性、中毒性を利用して商品を売っています。
買う人がいるから企業は作り続けます。

そうなんです、
『世の中は、あなたの購買・消費行動でできている』のです。

だからより多くの人が
『砂糖が入っているもの、果糖ブドウ糖液糖など人工甘味料が入っているものは買わない』
という購買・消費行動をとることによって、世の中が変わってくるということです。

資本主義の社会では、企業は売れないものは作らなくなります。

私たちの購買・消費行動で砂糖にNOと言い、
私たちや私たちの後の世代に
砂糖に頼らない生活を創っていきませんか。

きっとそれは、私を動かしたあなたや、
まめでのの多くのお客様の願いでもあるのだと思います。

=======================
《追記》
ランチ料理の小麦不使用は、数年前から過ごしずつ進められており、

・デリにペンネやショートパスタの使用を止める
・パスタや中華麺など小麦麺のメニューを止める
・高野豆腐フライのパン粉を米粉パン粉に変更
・唐揚げの衣を米粉に変更
・コロッケの衣を米粉パン粉に変更

というようなことを進めてきまして、

最後に残ったのが、車麩だったのです。

こうして、
まめでのは、
新たに生まれ変わりつつあります。

これからもどうぞよろしく
お願いいたします☆