fbpx

味の記憶〜砂糖の甘い思い出〜

profile img

mamedeno

contents section

この記事は約8分で読めます。
今回は、
趣向を変えまして、

店主の甘い砂糖の
記憶の味について
書いていたいと思います。

真っ先に思い当たるのは、
トマトの話ですが、

今回は季節的に、
お餅で行ってみましょう!

私の出身は広島の山間部です。
冬になると、
年末から、年があけて春先くらいまで
お餅をつきます。

杵付きではなく餅つき機ですが、
祖母の代から今は母が、
餅をつきます。

年末年始は、
スタンダードな白餅と鏡餅を作ります。
(西日本なので切り餅ではなく丸餅です)

正月には、お雑煮、
これは年明け、店で
「まめでの正月御膳」で
よく似たものをお出ししていますが
具沢山なお雑煮です。

私が子供の頃は、
たくさんお餅をついていたので、
三ヶ日の後は、いろんな食べ方で
お餅を食べます。

きな粉や海苔で食べるのが
一般的だと思いますが、
私の家では、
たまに、
きな粉餅は食べましたが
それほど多くはありませんでした。

多かったのは、
砂糖醤油、

からの派生で

「バター砂糖醤油」

これが、子供の頃の
思い出の餅その1です。

熱々のお餅に、砂糖と醤油、
バターをのせて、溶かして食べるものです。

(こうやって食べる方、他にもいらっしゃるかもしれませんね)

甘くて濃厚な味が忘れらない味です。

ただ、今は砂糖も乳製品も(マーガリンなども)
怖くて口にできませんが、

代わりに、
コメ飴とお醤油と、ほんの少しの米油で

これはこれで、
風味豊かなお餅が食べられるので、
時々楽しんでいます。



年があけてちょっと経った頃、
またお餅をつきます。

今度は、
『かき餅』です。
お餅をつく途中で、
黒豆や何かを入れてついたお餅です。

つき上がったら、なまこ型にして
冷やします。

1〜2日経って包丁でスライスします。

切り餅のような平べったいものを
四角くカットするのとは違って、

なまこ型のものをスライスするのです。

お菓子作りが好きな方はご存知の
ビスコッティーを仕上げ焼きする前に
生地をスライスするのと同じイメージです。

そうしてスライスしたかき餅は
オーブントースターや
ストーブの上で焼いて食べます。

市販のかき餅は、黒豆で塩味のようですが、
私の家では、
ハイカラな祖母が
「ピーナッツと青海苔と砂糖」で
味付けしたものを考案?!(誰かに習ったかも)、
それ以来ずっとこのかき餅が作られ続けていました。
これが思い出の餅その2です。

市販のかき餅は、醤油をつけて食べるのだそうですが、
我が家の
ピーナッツ青海苔かき餅は、
既にほんのり甘い味がついているので、
ストーブの上で焼いて、
そのまま何もつけずに食べていました。

今は私は、ピーナッツも基本食べませんし、
砂糖ももちろん食さないので、
何年もかき餅は食べていませんでしたが、

先日、残った餅米で、かき餅を作ってみました。

このかき餅は、
炒り黒豆&青海苔&オリゴ糖でした。

まめでのでは、オリゴ糖は使用甘味に入れていないので
販売はしませんでしたが
ご来店の方の何人かにご試食はしていただきました。

このオリゴ糖、母がどこかの自然食品店で購入したものらしく、
それをもらったのですが、なかなか使う機会がなかったので入れてみました。

砂糖の6割の甘味なので、入れても入れても甘くならず、途中で甘くすることを
断念しました。

私の記憶の味には到達しなかったのですが、
食べた方は美味しかったと行ってくださる方が多くてありがたかったです。

春までにもう一回作りたいと思っていますので、
そのときは、コメ飴か何かに、
甘味を変えて作ってみたいと思います。


さらに、
そして春になったら蓬餅。
この辺りはスタンダードですが、
敷地内の山の麓で採ってきたよもぎは
香りがよく、
丸餅だけでなく
あん入りのものも
作っていました。

あん入りは出来立ても
美味しいのですが、
日にちはたって
餅が硬くなったものを
焼いて食べると、
餅が柔らかくなった頃には
中のあんも熱々で、
火傷しそうになりながら
はふはふと食べていたのを思い出します。

蓬餅は、まめでのキッチンでも一度作った年があります。
ただ、まめでのの餅つき機でついた餅は、
まあるいお餅がちょっと作りにくいようです

子供の頃、時々
餅を丸めるのや、あんこ入りの餅作りを手伝っていたのですが、
同じにならないのはつきあがりの状態が少し
違うからだと思います。

つきあがりの状態はともかく、
丸餅にするために
祖母や母のように一定の同じ大きさになるよう
餅をちぎっていくのは、みていたほど簡単ではなく、
まだまだ修行が足りません。

あ、砂糖の思い出というより
餅の記憶に脱線しました。

甘いものは、食べずに済んだら
言うことはないですが、
それでも、何かの節目節目、
ちょっとした自分にご褒美、
ホッと一息つきたいとき、
気持ちを沈めたいときなど、
食べたいと思う時があります。

だた、その時にできるだけ
体に負担がかからないよう
工夫しながら
砂糖や人工甘味料に頼らない
甘味を口にしていけるようになると
いいですね。

今回もお読みくださってありがとうございます。

==========================
【編集後記】

店主がいまはまっている甘みは
キャベツ、大根の甘みです。

フルーツを食べるかの如く、
キャベツの芯や大根の切れ端を
バリバリ食べてしまいます。

寒い季節に野菜は甘くなります。
それは自然の摂理。

私たち人間も、
頭の理解で何かをたべるのではなく
自然に体の声を聞いて
食べていけるようになるといいですね〜〜
=================================


ブログ記事はメルマガ配信文をrewriteしています。

直接メールで受け取りませんか?

ブログには載らない呟きや記事もあります☆

maga.sugar-free@mamedeno1.com

より配信いたします。

携帯メールアドレスをご登録されたい方は

受信できるよう設定をお願いいたします。

メルマガ登録はこちらから